ヒンジ部分に配線を通した開閉機構

 

家電製品で折り畳める機能のある製品では、製品内にヒンジ機構を持っています。 パソコンや携帯電話では、小型かつ、耐久性が必要な事から、金属製ヒンジにプラスチックケースを組み合わせます 。 特に携帯電話では、2軸ヒンジなど、凝った構造が商品力のアップにつながる事から、色々な金属製ヒンジが開発されました。

一方、電子玩具など小型化よりコストを要求されるジャンルでは、スペース制約が少ない事から、プラスチック部品だけでヒンジをつくることがあります。 プラスチック部品だけでヒンジをつくる場合でも、ヒンジの中に配線を通して2つのパーツを電気的につなぐことが必要なので、設計を工夫して、配線を通しながら組み立てることができるようにする必要があります。

 



よろずアイデア

ヒンジ部分に配線を通すことで、上パーツ、下パーツなど別パーツ内に収めた電子部品を繋ぐことができます。昔のゲームウォッチのような開閉機構です。

 



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