乗用車の平均使用年数は10年を超えていますが、所有する車のパーツがいつまで生産されているのか気になるところです。
長く快適に乗り続けるには、補修部品の安定供給が欠かせせません。そうした愛車の維持管理に不可欠な、メーカー純正の補修部品が何年間製造され、いつまで入手できるかご存じでしょうか。

プラグカバーフック

クルマの補修部品に関しては法的あるいは業界団体の取り決めなどで、最低部品保管期間が決まっているわけではなく、いつまで補修部品を供給するかは、各メーカーの判断に委ねられています。補修部品が車体の生産終了後10年程度しか供給されないというのは不安要素です。さらに、細かいプラスチック部品は破損しやすく、部品として販売されていないことも多くあります。

オリジナルでプラグカバーフックを製作

そのような、入手が難しくなった古い部品でも、現存部品をもとに3DCADで設計し、3Dプリンターで製造することができます。