大量生産される車両の部品はメーカーが車種専用に設計して評価試験を行っているので、通常使用では不具合が起こる事は考え難いですが、少量生産のメーカーでは他社の部品を流用したり、汎用部品を使う為、大量生産される車両では考えられない問題が発生する事が有ります。

今回はロータス エリーゼの初期モデルで起こった不具合ですが、元のキットがヒーターボックスにラジエーターを組付けた場合、正確に設計されてなく、うまく適合しないことがわかりました。

交換用ヒーターボックス

私たち自身の経験から冬は寒く、夏は暑いので、ホットコントロールとコールドコントロールはあまりうまく機能しません。オリジナルのパーツはそれほど安くはありません。
そこで、私たちは独自バージョンのヒーターボックスを追求することにしました。

オリジナルで交換用ヒータボックスを製作

既知のすべてのバージョンのヒーターマトリックスを適合させ、フラップを正常に機能させ、もう少し長持ちする製品を求めました。ボーナスとして、ファンボックスの四角い穴を丸いパイプの形に変換するアダプターピースも入手できます。古いヒーターボックスを参考にしながら3DCADの中で設計します。設計したヒーターボックスを試作します。