今よりも壊れにくい構造にしたい、燃えにくい構造にしたい、製造原価を下げたいなど、現状の製品にある課題を、機械設計で解決いたします。
壊れにくい構造にしたい
製品が壊れる理由としては、製品設計が仕様を満たしていない、部品に高い応力がかかっている場合などが考えられます。
・設計に問題がある場合は、設計を見直します。
・部品に問題がある場合は、基本機能を満たす範囲で、材料、形状、構造を検討します。壊れるということは材料物性に対して高い応力が発生しているからです。CAE解析を行って応力の集中しているところを発見し、応力緩和する形状を考えるなどを行います。
製造原価を下げたい
製造原価を下げたいというご要望に対して、コストダウン設計を検討します。 素材、組立方法、加工方法に対して、コストがかかっている部分を調査し、コストがかからないような設計を検討します。機械加工部品を板金部品やロストワックスに置き換えたり、治具で位置出ししている組立部品を、治具なしで簡単に組立てられるようにならないかなどを検討します。
材料コストの見直し
既存の製品で使用されている素材を、要求される機能を満たす他の素材で製作できるか検討を行います。近年、新素材もさまざまありますので調査し、置き換えを検討します。
製品構造の見直し
製品で使用されている部品の点数や、製造のプロセスの検討を行います。例えばネジが使われている部分を嵌め込み構造にすることで組み立て性が向上します。
メンテナンス性を向上したい
フィールドエンジニアの方の作業状況を確認し、作業しやすい構造を設計したり、メンテナンス作業そのものを無くしたり軽減するような方向を考えます。